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もともと彼は藍家で、私は紅家で。
王家に不遜な二家が、結ばれるはずなどなかった。
彼は藍州へ戻り、藍家を捨て、帰ってきた。
王への絶対の忠誠と、珠翠への想いを手に握り。
絶望的な距離が、縮まるようにしてさらに開いた。
私が想う程彼は私を想ってはいない。
よく知る元気な少女、その程度。
もし、黙ったまま放っておけば
この想いは、苦しさは、
何時か、何処かへ、
消えていくの……?
王家に不遜な二家が、結ばれるはずなどなかった。
彼は藍州へ戻り、藍家を捨て、帰ってきた。
王への絶対の忠誠と、珠翠への想いを手に握り。
絶望的な距離が、縮まるようにしてさらに開いた。
私が想う程彼は私を想ってはいない。
よく知る元気な少女、その程度。
もし、黙ったまま放っておけば
この想いは、苦しさは、
何時か、何処かへ、
消えていくの……?
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